グリーンタウンしもつけの歴史

グリーンタウンしもつけの街が誕生した歴史

1. 事業の始まり

この街の計画は、昭和47年に自治医科大学が開校されたのを契機として、その周辺地域に、緑豊かな学園緑住都市を建設する栃木県の構想が策定されたのが始まりです。(現在の自治医科大学がある場所は、栃木県立畜産場の跡地で明治時代には国立種馬所があったところでした)


栃木県からの要請により、昭和57年に土地区画整理事業の建設大臣の事業認可を現在の独立行政法人都市再生機構(当時の日本住宅公団)が受けて、事業が開始されました。新しい都市機能を備えた良好な居住環境を有する街づくりを目指し、学園緑住都市の実現に向けて事業を進め、昭和62年に最初の街びらきが行われ、潤いのある街なみが次第に形成されていきました。


2. 事業の概要

  • 「グリーンタウンしもつけ」の街づくりの事業は、都市計画事業の「自治医大学周辺地区土地区画整理事業」として行われました。
  • 4本の都市計画道路を設置し、各種施設への主要動線の軸としています。
  • 地区内に東北本線の新駅(自治医大駅)を設置しました。
  • 新駅前に地区センター、地区南側にサブセンター、地区中央部に行政施設を配置しました。
  • 公園・緑地は地区内の良好な樹林を生かして、近隣公園3ヶ所、街区公園12ヶ所を設置し、さらにポケットパークを8ヶ所、緑地を7ヶ所配置しました。
  • 土地区画整理事業にあわせて、周辺の河川整備や地区の中の公共下水道事業、上水道事業、CATV事業なども行われ、生活の利便性の高い街づくりが進められています。